うさぎの性別の見分け方や性別による違い

うさぎ 性別 見分け方 子ウサギ

 幼いうさぎの性別は専門家でも見分けるのが難しいと言われています。しかし、「女の子がいいなぁ。」「男の子がいいなぁ。」と何となく思いがあるのではないでしょうか。そんな方に、性別を見分けるヒントとなるポイントや、性別による様々な違いを紹介したいと思います。

目次

性別の見分け方

 実際に性別の見分け方はあります。しかし、専門家でない私たちには見分けることが難しいのが事実です。保護した子うさぎや繁殖して生まれたうさぎ等の性別が正確に知りたいときは生後2ヶ月以降にうさぎを診てもらえる動物病院へうさぎと一緒に行くことをお勧めします。

 では実際生後2ヶ月ほどのうさぎの性別の見分け方はというと、ポイントは2つです。1つは、生殖器の位置。もう1つは、生殖器の形です。

女の子は、肛門と生殖器の距離が近くて、生殖器は細長い形をしています。

男の子は、肛門と生殖器の距離が少し離れていて、生殖器は丸い形をしています。

容姿の違い

 女の子には男の子ではあまり見られない「肉垂(にくすい)」があります。肉垂の特徴とは、首のあたりがふっくらしてくることです。このふくらみは脂肪で、出産のためのエネルギーを蓄えています。品種や個体差によりみられないこともありますし、男の子にもみられることがあるので、マフマフ(=肉垂)だけでは判別はできません。

行動の違い

 女の子は「偽妊娠」と呼ばれる行動があります。本当は妊娠をしていないのに赤ちゃんを産めるような環境作りをする行動です。また男の子は「スプレー行為」と呼ばれる行動をします。おしっこをスプレーのようにとばして縄張りを主張する行動です。スプレー行為に関しては、男の子でしない子もいますし、女の子でもする子もいるため「スプレー行為をしたから男の子である」とは言えないものですが、経験や話を聞く上では男の子のほうがスプレー行為をしていることが多かったです。

かかりやすい病気の違い

 性別で変わる病気に関してはカラダの機能が異なるので、男の子にしかないもの、女の子にしかないもので違いがあります。

男の子は精巣(睾丸)の病気、女の子は、卵巣に加えて子宮や乳腺の病気があります。

 うさぎは外敵から身を護る本能から、病気の症状は見せないようにします。そのため、排泄物や食欲、水分の摂取量、機嫌などから家族が気づいて、病院へ一緒に行ってあげることが大切です。

まとめ

 私は知り合いから繁殖したうさぎを譲り受けたのですが、健康状態や皮膚疾患の有無、性別、体重等を知りたかった為、譲り受けた日にうさぎを診てもらえる動物病院へ連れていきました。しかし、その時まだ生まれてから1ヶ月くらいしか経っていなかった為、「女の子じゃないかなぁ。」とお医者さんに言われました。しかし実際には、うちのうさぎは男の子でした。そのくらい幼いうさぎの性別を見分けることは難しいということなのでしょう。

 今回性別の見分け方や性別による違いについて紹介しました。男の子でも女の子でも、心配なことや大変なことはあります。しかし、どの子にもその子にしかない魅力があります。一緒に過ごす上で性別を知っておくことはケアやサポートに繋がります。幼いうさぎをお迎えした時には生後2か月を目安に健康診断も兼ねて専門の動物病院へ行ってみてはいかがでしょうか。

みなさんが、うさぎさんと素敵な毎日を過ごせますように。。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。